女性は一定のリズムによって体温が変化します。基礎体温を知ることは自分の体のバイオリズムを知る上でも役立ちます。
朝起きてすぐ体を横にしたまま安静な状態で測りましょう。月経や排卵の時期、有無などを把握する手がかりにもなります。 通常グラフは二相に分かれます。二相に分かれていない場合は排卵トラブルの可能性があります。 こんな基礎体温は注意!! これ以外にもさまざまなパターンがあります。
基礎体温は排卵時期をみる以外にも体の状態を推測できる指標になり、とてもよい情報になりますので、できる限りご持参のうえ、ご来店ください。
基礎体温表と問診から得た情報を合わせて、体のバランスを整えていくことで妊娠しやすい体の状態へとサポート致します。

基礎体温の計測がストレスになる場合は無理に測る必要はありませんので、ご自身の無理のない方法でお気軽にご相談ください。
不妊の３大因子 卵管因子 男性因子 排卵・卵巣因子 その他、黄体機能不全などで着床がうまくいかないケースや、年齢による卵巣機能の低下や卵子の質の低下など原因はいくつもあります。 また、せっかく妊娠しても流産してしまうということもあります。 なかなか授からないなという場合、まずは病院で基礎検査をしてみて、どこかに問題がないか、夫婦一緒に調べてみるとよいでしょう。
その上で、生活面と漢方できちんと体作りをしていき土壌を整えていき、場合によっては病院による不妊治療とあわせながら妊娠にむけてベストな形で妊娠力を高めていくとよいと思います。

また、検査をしても原因が何も見当たらない、ということもよくあります。東洋医学の考え方では、 検査で異常がでなくても気の巡りや血の巡りの悪さ、冷えやストレス、体質的な要因等が妊娠 しにくい体の状態を作り出しているといえるため、自分自身の体の声を今一度しっかりと聞き、体のバランスを整えていくことが重要です。
妊娠するのはあくまで自分自身の体の持っている妊娠する力によるものであり、医療や薬が妊娠させてくれるわけではありません。 漢方薬も「妊娠させる」ものではなく、本来誰もが持っている妊娠する力が何かしらの原因により低下している状態を改善し、 いつでも妊娠できるような体の状態に整えていく、そのためのサポートです。
体のアンバランスを漢方で整えるだけでなく、早く寝る、冷たい物は控える、笑って過ごせるように工夫する…等 ちょっとしたことを少しずつ、日々の生活や食事などにも意識して妊娠しやすい体作りに取り組んでいきましょう。 タイミングの取り方、間違っていませんか？

自分たちでできる妊活としてタイミングをとる方法があります。
しかし、排卵時期にしか夫婦の営みを持たないカップルが非常に多く、そのことが逆に妊娠を遠ざけてしまう可能性があります。 また、男性にとってはプレッシャーやストレスが精子に悪影響を与えてしまっているともいえます。

妊娠に至るまでのプロセスは男性女性ともに体の中ではものすごく複雑で、それぞれの器官や機能の準備が整っていなければ妊娠に至りません。
排卵日だけの夫婦生活は、卵子や精子にとって準備運動なしで急にフルマラソンを走るようなものです。
排卵日だけにこだわらず、できるだけ回数を多く夫婦生活を楽しんだ方が女性はホルモンの分泌もよくなり、ホルモンバランスもよくなります。 子宮周りの血流状態もよくなり、妊娠のための準備にもなります。男性もまめに精子を外に出すことで新鮮でよい精子が出やすくなります。
当店でも、排卵日だけではなくできるだけ自然に夫婦生活を楽しんでもらうようにしてもらうことで自然妊娠へつながるケースを多くみてきました。
ストレスから解放された夫婦生活は自然妊娠への大きな近道になります。