2019.07.09　漢方で妊活！「33歳女性出産報告／多嚢胞性卵巣症候群」〜不妊のご相談〜

昨年の12月に3800gの男の子をご出産されたお客様が、生後7か月になったお子さんと一緒にご来店されました！

初来店は2017年8月。
多嚢胞性卵巣症候群があり、LH（黄体形成ホルモン）がFSH（卵胞刺激ホルモン）より高くなっていました。
通常では、FSHのほうがLHよりも高いのが正常ですが、多嚢胞性卵巣症候群の場合は逆転が起こります。
多嚢胞性卵巣症候群は卵胞が正常に育たずに排卵障害を起こす疾患です。
若い女性にも多く、実際に当店にもとても多いご相談のうちの一つです。

中医学的にきちんと取り組むことによって、正常な卵子が育ち、正常に排卵を起こしやすくなります。

周期は長く生理痛もひどい、生理前のイライラや落ち込み、胸の張りなどもあり、胃腸虚弱でした。漢方薬を提案させていただき、１か月に１度のペースでご来店いただきました。
日常的に冷たい炭酸をよく飲んでいましたが、生活面での温活にも積極的に取り組んでいました。

生理痛が軽減し、胸の張りもなくなりました。生理の血の色もきれいになり、周期も安定。誘発剤を用いながら人工授精を行っていたので、少し卵巣に疲れがみられ低温期が伸びたこともありましたが、何度目かの人工授精で妊娠！

妊娠中も頭痛やめまい、貧血などがあったため、漢方でサポートさせていただきました。

産後母乳もたくさん出ていたそうで、７か月に入り、貧血が見られていたため残っていた漢方薬を飲んだら少し良くなったそうです。引き続き漢方薬を再開することにしました。

元気なお子さんの姿が見られて何より嬉しいです！
「あまり笑わない子で、笑顔が少ないんですよ」なんて話していたのに、写真を撮らせてもらうとこの１００点笑顔！！
声まで出して笑ってくれて、お母さんが「そんなに笑った写真、貴重ですよ」なんていうもんだからますます嬉しくて。こんなとびきりの笑顔を隠し持っていたなんて。
心を持っていかれました。

この幸せが妊活中の皆さんに連鎖しますように。