お世話になっている方に良質のなつめをたくさんいただきました！

なつめは胃腸を元気にしたり、血液を補ったり、精神安定や安眠によく、美容や老化予防にもよいスーパーフードで、東洋医学では、1日3つ食べると長生きすると言われます。
特に女性にはおすすめ！
ちょっと皮がかたくて歯に引っかかるのですが身はほんのり甘くてクセになるおいしさです。

生薬名が大棗（たいそう）といい、上記のような薬効もあるし、薬力の強い生薬の性質を緩和するという役割と、味が美味しいことから味の調整のためなどにも用いられるため、結構いろんな漢方薬に用いられています。

なつめってなかなか手に入りにくいですよね。
お客さんにも、「よく雑誌や本になつめは体にいいって書いてあるけどなかなか売っていないよね」と言われます。
なので、食べてみたいけど食べたことない、という方が多いのかなと思い、
ご自由に召し上がっていただこうと相談机2か所にしばらくの間置いておくことにしました。
まだまだおかわりはあるので、味が気になる人はご自由に食べてみてくださいね。

本場中国には1日3つ食べると長生きするもう一つの食材であるクルミを挟んだこんな素敵なものも売っています。
主人が研修に行ったときに見つけて買ってきてくれました。
全く味の加工はなく、添加物もなく、なつめを半分に切って、クルミを挟んだだけのものですが、すごくおいしくて小腹が空いたときのおやつには最高。
次に行った時にはリピ買い決定です。

腰痛でお困りの７６歳男性。

病院から脊柱管狭窄症と診断され、腰の痛みが強い為、日常では杖を使って生活されていました。

下半身が冷えやすいと訴えていたお客様だったので、独歩顆粒を処方。

「去風湿・止痺痛・益肝腎・補気血」作用のある独歩顆粒は「冷えると痛む」「雨の日に痛む」という方に大変オススメです！！

２月末に初めてご来店され、漢方始めて１ヶ月ほどで痛みが楽になり、先月末にご来店いただいた際には、杖を使わなくてもいいと大変喜んで頂きました！！！！

最初の１ヶ月で痛みは楽になったものの、段々とむくみが出てくるようになり、検証の結果、『甘草不耐症』だと分かり、すぐに処方を切り替えました。

漢方処方のほとんどに含まれ、調和剤としても使用される甘草。
漢方の代表的な副作用ですが、当店でも数年に１回あるかないかの程度です。

主な副作用の症状としては

むくみ、急な体重増加、倦怠感、食欲不振、痺れ、筋肉の強張りなどです。

早めに中止すれば、悪化せずにすぐに治ります。

副作用の症状に気づいてからは甘草の含有しない活血、温陽捕腎の漢方に切り替え、現在はとても快適に過ごして頂いてます！！

膝の痛みでご相談の82歳女性。

糖尿の数値が非常に高く、インスリンを1日17単位投与してもA1cが9.2という数値を示していました。

糖尿があると抹消神経痛が悪化しやすく、これを放っていては良くないと思い、まずは日常の簡単な食事指導の上、漢方薬は痛みの改善を目的としたものだけを提案しました。

食事指導は至ってシンプル。

・絶対に間食はしない
どうしても甘いもの、おやつを食べたいときは食事の後すぐに！

・お野菜からしっかり食べ始める

・分つき米でもいいから玄米


生活改善の甲斐あって、約半年でインスリン投与が量が12単位に減り、さらにはA1cも7.3まで下がりました。
この結果にはご本人も驚きでしたが、いつも通っている主治医の先生も一緒に驚いているそうで

「何の漢方飲んで血糖値下げたの？」
と気になっている様子。

糖尿に関しては血糖値を簡単に下げる漢方などなく、本当に簡単な食事指導をしただけです。



膝の方も、久しぶりに帰省した娘さんから

「お母さん、膝細くなったね」と。

来店時にはむくみでパンパンだった膝も元に戻りつつあります。

来店前の生活では家の中でも杖を手放せなかった状態だったのですが、今ではお家の中では杖要らずだそうです。
お客様ご本人も膝の痛みはもちろん、糖尿の改善にも繋がったことで大喜びです🍀


事前に糖尿のケアをしっかりできていれば、膝の痛みの悪化ももっと防げただろうにと思います。
他にも糖尿病は重大疾患（脳疾患・心疾患、ガンなど）の温床となるだけに、糖尿の悪化を未然に防ぐことで様々な病気の予防や改善に繋がるので、まずは身近な食生活をもう一度見直してみると良いかもですね👍