2016.04.26　漢方で「血小板減少性紫斑病」改善例

77歳の女性のご相談。昨年の7月に「突発性血小板減少性紫斑病」になりこれまで42万あった血小板の数値が2万まで突然下がりました。
原因は不明。「加齢」ということでこれという治療方法もないためご相談に来られました。ステロイド療法は高齢のため避けたほうが良いと言われ、2か月に一度検査に行き、値が1万を切ったら輸血という状況でした。
細かく状態をお聞きして、漢方薬を提案し、その都度体調に合わせていくことにしました。漢方をせっせと続け、生活面や食事での養生もしっかりと継続された結果、なんと今年4月に値が30万まで戻りました！うれしいです！
基準値が13万7千〜37万8千ですから一気に正常値です。これにはお医者さんも驚いたそうです。紫斑ができなくなったり、血圧が安定したり、めまいが減るなど、漢方薬を飲んで比較的早い段階で体の変化がみられ、体調は安定していましたが、8か月間は数値に大きな変化はありませんでした。数値が正常値に戻るまでは9か月。私たちを信用して継続してくださいました。9か月間信用して継続するということは簡単ではありません。実は当初、もしもの可能性を覚悟して身辺整理をしていたというのですから、いつもニコニコのＴさんの本当の心の内を知って言葉が出ませんでした。私たちもとっても嬉しかったです。よかったですね！

＊検査表はお客様のご厚意により掲載させていただきます。